book:「(新装版)こんな僕でも社長になれた」 家入一真

book:「(新装版)こんな僕でも社長になれた」 家入一真
5年前、「渋谷ではたらく社長の告白」と一緒にリコメンドされていて、気になっていた1冊。 今回、新装版が発売されたので読んでみることにした。

Contents

  • プロローグ
  • 第一章 貧乏な家に生まれて
  • 第二章 「ひきこもり」だったあの頃
  • 第三章 長いトンネル
  • 第四章 起業前夜
  • 第五章 ペパボ黎明期
  • 第六章 成功、そして未来へ
  • エピローグ
  • 新装版にあたって

僕という人間は何が好きで、何が嫌いなのか。考えてみると自分でもよく分かっていなかった。何が良くて、何を悪いと思うのか。どんな過去を経て、これからどこへ行こうと思うのか…。

ハッピーに暮らせる場所があるはずだ。前に進まなくたって、逃げたって、生きてさえいれば、きっといつか、そんな場所にたどり着く。逃げることは、決して悪いことじゃない。

淡々と描かれているけど、心情や想いがとても伝わったのに対し、苦労があまり表現していなかったように思う。きっと相当努力してきたはずなのに、あっさりとそこに視点がないかのように表現されていた。 最後の方に「逃げることは、決して悪いことじゃない」と繰り返しでてくるが、それは選択することだと思う。逃げないことを選んでいないということなだけ。 家入さんのような人生は送れないけれど、佐々木俊尚さんの解説文でもあるように、「いろんな生き方」を生きていけそうな気にさせてくれた。

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